映哈日夫ハルウ関係者披露会


        6月 2日18:15入場 19:00開演

        6月9日 18:15入場 19:00開演 

        6月15日 18:45入場   19:30開演

1回目の上映会


6月2日(木)に第一回目の上映会が開催されました。

ご来場いただいたお客様の感想を一部ご紹介させて頂きます。


”中国の雄大な草原の中、人と馬が深い愛情で結ばれ心を通わせ合う物語にとても感銘を受けました。

心は人間だけが持つものではなく、生あるもの全てに宿っているという普遍の真理が描かれています。愛は一方的なものではなくお互いを理解し思いやることから生まれるものです。この映画でそのことを強く感じました。

若く感受性豊かな小中高校で上映され多くの若者に愛することの素晴らしさ大切さを知ってもらいたいものです。


                    安樂八郎

回目の上映会

6月9日(木)に第一回目の上映会が開催されました。

ご来場いただいたお客様の感想を一部ご紹介させて頂きます。



邱 金城 様

昨日は大変感動した映画を見る事が出来、ありがとうございました。感謝いたします。

流石に中国でいくつかの賞を受賞した素晴らしい作品だと理解することが出来ました。

馬(ハウル)と助けてくれ、育ててくれた人間(放牧民)との絆がテーマだと思いましたが色々と考えさせられる内容でした。​ 

特に特別出演のblack horseハウルの演技力には驚くとともに、長い時間をかけ育成・導・環境対応など大変なご苦労があった事がうかがえました。

この映画がドキュメンタリーか、ノンフィクションなのかと思うぐらい、臨場感のある映像に驚きました。二頭で泳いで海を渡るシーンやオオカミが襲うシーン、何度も立ち上がりながら力尽きるシーン、ハウルが涙を流すシーン等はどの様な状況を準備されどの様に撮影したのか大変興味ある映像でした。

話の内容としては、人間と馬(動物)の信頼関係は人間と人間の関係より純粋で強いもの、人間と人間の関係も見習はないといけない、人間も競争に勝つことも必要だが、自然との共存なしには生きていけない、幸せになれないのでは?とイメージしているのではと感じました。 大変なことを成し遂げるには苦難もたくさんあるが、ひた向きさややりきる覚悟をハウルを通して学び、感じさせてもらいました。

自然と開発、農畜産産業から工業化へ、環境と調和した生活から、利便性の為、環境を変えて生産性を上げる経済成長優先の生活への変換、それが本当に人類全体の幸福につながるのか? 自給率の極めて乏しい日本は少子化現象と都市生活一極化の行きつく先は? 広い土地がないので仕方がない面もありますが 考えさせられました。

私は中国には北京、上海、香港も含め6回行きました。撮影されたモンゴル自治区にも行きましたので、砂漠地帯のラクダがいたこと、ゲル(パオ)の中で歓待されお酒を飲んだこと等懐かしく思い出しました。そこから海までは長い距離があり本当に帰りつける距離なのか?と思いましたが、質問の際に邱さんが結構近い距離との話でしたので確

認しましたが事実で、漠然と中国は広いと思っていましたが、想像との違いを再確認しました。

素晴らしい映像、人としての生き方、自然や動物との接し方、等など、考えさせられると共に楽しませて頂きました。

ありがとうございました。


                      2022.6.9

                       安 達 辰 彦

3回目の上映会


"映画は、製作なさる方の意思が注がれる物なので、この映画からは自然に対する畏敬と人と動物達に深い愛情を感じました。

孤児である息子が事業に失敗して、牛や深く愛した馬を奪われたとしても、哀しんでも怒りを現さない。そんな部分にも人と人のかかわりに作者は深い愛の目を注いでいる様な気がします。

中国の雄大な土地と空と激しい自然と美しい風景にも、作られた方の愛を感じました。

草原から車で少し移動すると、そこには近代化された都市があり煙を排出する煙突が見え、クラクションの喧騒が変わっていく中国奥地を象徴して描かれていたと思います。


中国はまさに、日本の高度成長期と同様な状況にあるのだと思います。

個人的には、日本が犯してきた多くのあやまちを中国がなぞる事なく発展していく事を祈ります。

子供の頃の多摩川は、洗剤の泡で溢れていました。今の川の姿になるのに、何十年も必要だったのです。

主人公の老人が亡くなって行く時、中国の時代が変わっていく姿を見た様な気がします。

作者の方は、それすらも批判してすることなく、同じように慈愛の目で見つめている様な気がいたしました。”


 

                                 2022.06.15

                                 岡本 英俊